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旬には笑っていただこう

おいしいすいかをいただきました。
熊本のひとりじめという皮の薄い甘いすいかです。

「えっ、五月にすいかですか?」とお聞きすると、今が旬だよとのこと。
もちろん種類によって違いはあると思いますが、すいかは夏だと思っていたのでびっくりです。

今の時代、一年中いつでも野菜も果物もそろっていて、旬というそのもの本来の一番よいときがわからなくなってしまっているように思います。

別にすいかを冬食べたいとはいいませんので、みんなそのとき一番いいものだけを作って売って買って食べればいいのに。と思ったりしますが、商品とか商売だとか生産者や会社側の人たちの生活も考えると、安定供給する仕組みは仕方のないことなのでしょうか。

ほどほどのものがいつでもどこでもあるという状況は、便利ではあれ必ずしも豊かなことではないように思います。便利を最とも善しとする考え方はそこに盲進するがあまり本来の最もよい所を見失ってしまうことがあります。
デザインでもそうです。便利(僕らの場合はアイデアともいえます)ということは甘い蜜で、人はそれを手にしたら手放したくなくなってしまうのです。たとえ、あれちょっと違うかも。。。と思っていたとしても。
だからこそモノをつくる人や行動を起こす人は、その前に「大義」や「コンセプト」をしっかり持つ必要があります。それなしで勢いで便利にほだされて走っていると、いつのまにやらなんだかよくわからない所に立っていることになってしまうのです。

社会も経済も人生もデザインも、もっともっと正しくシンプルになったらいいのになと思います。

ぱかっと二つに割ったすいかが笑っているのを見て「うんうん、そうだよね」と思った五月の昼下がりでした。




5-15 (1)

へっへっへ、と笑うひとめぼれさん





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Comment

便利過ぎる世の中
それもまた考えものです。不便は辛いけど環境を破壊してまで便利過ぎる生活は望みません。とはいえ、豊かになり過ぎた生活にどっぷり浸かっているのは否めませんが。
先日新聞で見た記事で宮崎駿さんの「自分の半径300メートルの自然に責任を持つ」という言葉の意味には共感しました。

脱線気味な言葉ですが、肩肘張らずに生きて行けたら最高です。
  • 2010/05/19 16:31
  • take
  • URL
誰もここまで望んでいないのに、技術の進歩とビジネスチャンスという名において、いつのまにやらこんなところまで来てしまいました。

作りすぎることは作らないことよりも問題です。

デザインでも、「作らない」で前に進む方法を考えております。
  • 2010/05/23 15:13
  • water
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