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十年後二十年後

今週末ちょっと箱根あたりまで小旅行をしてきました。
向かった先は、オーベルジュ・オーミラドー。
オーベルジュとは、フランスでいうところの宿泊施設付レストランのこと。このオーベルジュという形を日本で初めて始めたのがこちらだそうです。

本館はすでに20年近く経っていることもあって、まるで本当にフランスを訪れたかのような、独特の空気をかもし出しています。


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地のものを使った野菜の力を感じる最高の料理。

一流のギャルソンのサービスときさくな会話。

テレビなど一切置かないいさぎよさが心地よい小さめの部屋。

丁番一つから感じられるこだわり。


心地よい時間をいただいてきました。





そして次の日立ち寄った彫刻の森美術館では、ピカソはじめ楽しいアートをたっぷりと堪能したのですが、そのなかでもあえて目にとまったものをひとつ。

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ひっそりとたたずむ詠み人知らずのベンチです。



デザインという仕事を選んで15年以上の歳月が過ぎました。
ここのところずっと、自分がモノをデザインという名のもとに「世に生み出すこと」について考えています。
アパレル、家具、プロダクト、インテリア、建築、グラフィック、web、などなど、興味の赴くまま、クライアントの方々よりいただけるチャンスのタイミングのまま、たくさんのモノを世の中に作り出してきました。

僕は自分で考えた家具を自分の手で作るところからスタートしました。
だから僕のデザインの根底には常に家具の考えかたの思考意識があるような気がします。
家具というモノは十年二十年とずっとそばにあるものです。
時間が経ち、時代が変わっても、変わらない価値、またそれ以上の価値のあるもの。
グラフィックやweb、また広告のような瞬間に消費されていくものに対しても、そこには家具と同じ価値感をもったものをデザインしていきたい。

十年後二十年後にもそれが素敵でありますように。


オーミラドーの存在や、古いベンチ、いつまでも情熱を失わない彫刻たちによって、ちょっと気持ちの整理がつきました。



よし、これからもがんばろう!




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